サイト間 VPN
サイト間 VPN

概要

イントロダクション

  • サイト間VPNを使用することで、企業は自らのさまざまな拠点を結ぶ完全な仮想プライベートネットワークを構築できます。本サービスは、複数のイントラネットを継続的かつ安全に接続することで、従業員がイントラネット間でリソースを便利かつ安全に共有できるようにするものです。

  • FPTクラウドのサイト間VPNは、オフィスネットワークとFPTクラウドリソースを結ぶ安全な接続の構築を可能にするフルマネージドVPNサービスです。IPSecトンネリングを使用して企業のデータセンターとブランチオフィスを接続することで、機密データの漏洩を阻止しながらクラウドベースのアプリケーションやサービスにアクセスすることができます。

サイト間VPNを作成する際の注意点:

  • ネットワークアーキテクチャ:オンプレミスのネットワークアーキテクチャ( IPアドレス、ネットワークパーティション、ネットワークデバイス)がS2S VPNのデプロイメントに適しているかどうかを確認する必要があります。

  • フローティングIP:FPTクラウドシステムは、S2S VPNに接続するためのパブリックIPを1つ必要とします。なお使用するパブリック IP は他のサービスに割り当てられていないものでないといけません。

  • IP アドレスの指定:S2S VPN で使用される IP アドレスが、組織内の他のネットワークやパブリック ネットワークと重複していないことを確認する必要があります。VPN ゲートウェイのエンドツーエンド IP アドレスを定義し、トラフィックを許可するようにファイアウォールを設定します。

  • プロトコルと暗号化:S2S VPNに適したプロトコルと暗号化設定を選択します。一般的なのは、AES または 3DES 暗号化を使用した IPSec と、IKEv1 や IKEv2 などの認証プロトコルの組み合わせです。さらに相応のセキュリティ構成の確保によって高いセキュリティを実現できます。

On this page